――ここからは一ノ瀬さんご自身のお話を。芸能界に入ったきっかけを教えてください
大学の入学式でスカウトしていただいたのがきっかけでした。
――元々芸能界には興味はありましたか?
最初に興味を持ったのは小学校低学年くらいですね。でも厳しい世界ですし、親にも止めておけと言われました。その後、高校1年の時の論述テストで「職業を選ぶ時に自分がやりたい事を選ぶか、お金を選ぶか」という問題が出てハッとしたんです。その問題をきっかけに、大学に入ったら芸能界にもチャレンジしてみたいと思うようになり、オーディションも受けたいと考えていたところ、声をかけていただいたので……すごく運命的でした。
――憧れている俳優さんは?
たくさんいらっしゃるのですが、よく名前を挙げさせていただくのは山田裕貴さんです。『海賊戦隊ゴーカイジャー』でブルーを演じられていて、スーパー戦隊シリーズとしても先輩ですし、カメレオン俳優として様々な役を演じられていて尊敬しています。自分も、実力が認められる俳優になりたいです。
――リュウソウジャーの共演者の中にも憧れている方がいらっしゃるとか?
そうですね、現在一緒に演じさせていただいている吹越(満)さんは、演技に対して考えていることの量が違いますし、自分が全く思いつかないようなことがたくさん思い浮かんでいて、すごい俳優さんです。僕自身も、演技での反射神経や柔軟な発想を身につけていきたいなと思いますね。
――この撮影期間に学ぶ、という感じですね
吹越さんのことを良く見て、吸収できるものは全部吸収したいと思います。

――最近お忙しいとは思いますが、休日の過ごし方は?
休みの日は、筋トレやランニング、バスケやダンスといった身体を動かすことと、歌うことが多いですね。歌は一人でカラオケに行ったり、家でも家中カラオケみたいな感じで、大騒ぎしています(笑)。
――好きなアーティストは?
米津玄師さんやback numberさん、flumpoolさんですね。聞くだけではなく、自分でも歌うほど大好きです。
――最近ハマっていることは?
古着屋さんを見るようになり、色々なお店を巡っています。でも実は、中途半端な潔癖症なんですよ。吊り革に掴まれなかったり、鞄を床に直置きすることが出来ないので、普段からレジャーシートを持ち歩いているのですが……。
――古着は大丈夫なんですか?
古着は最近大丈夫になったんです!中途半端な潔癖症なので、都合が良いんですよね(笑)。古着だと中々自分が買わないような服に出会えたり、良い物が安く手に入ったりするので、洗いまくれば大丈夫だ!と開き直っています。
――潔癖症というのは意外な一面でした(笑)。それでは、今後やってみたいお仕事はありますか?
色々なお仕事に挑戦したいなと思っています。演技だけではなく、歌や声優さんとか……。でも、中途半端なのは性に合わないのでやるからにはとことん極めて、その業界の方たちに認めてもらえるよう実力をつけた上で挑戦したいですね。
――プライベートで挑戦したいことがあれば教えてください
身体を動かすことが好きなので、時間が取れたらブレイクダンスやトリッキング、パルクールを出来たら良いなと思っています。昔からバク転とか好きだったので……。
――バク転出来るんですか!?
出来ないです!補助ありなら出来るんですけど(苦笑)。そういうのを習っておけば良かったな、ということもあって幼少期にタイムスリップしたいんですよね!
――最後に、ファンの方々へメッセージをお願いします
いつも応援してくださりありがとうございます。これからたくさんの方に知ってもらうために、演技力はもちろんのこと、人間性など様々な面において成長していきたいと思っています。色んなことに貪欲に挑戦していきますので、温かく見守っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!


写真:秋葉 巧、文:村松千晶