――ここからは近藤さんご自身のお話を。元々砲丸投げや円盤投げの選手だったんですよね
- そうですね。元々は東京オリンピックまでは陸上競技をやろうと思っていて、大学では死に物狂いでトレーニングをしていました。そして2016年のリオデジャネイロオリンピックの予選に出場したんです。もちろんオリンピックに出ることは出来ませんでしたが、自分の中で一つそこで区切りがつきまして……日本のトップにはなれても世界のトップとはかなり差があるんだなと痛感しました。
――そこから芸能界を目指そうと思ったきっかけは？
- 今後どうするか悩んでいた時にEXILEのATSUSHIさんが大好きでライブを観に行ったんです。そうしたら周りで涙しているお客さんがいて、歌で人を泣かせられるってすごいなと思ったんです。これまでは陸上競技一筋でやってきましたが、僕も違う方向から皆に勇気や感動を与えたいと思って、オーディションを受けることを決めました。
――目標にしている俳優さんはいらっしゃいますか？
- 山崎樹範さんです。以前舞台を観に行かせていただいたのですが、1つの舞台の中で7役くらい演じられていて全員癖があってとても面白かったんです。これを演じ分けられる人はなかなかいないのではないかと思って、さらに好きになりました。
――トレーニングが趣味とありましたが、週にどれくらいトレーニングされていますか？
- 今は最低でも週に1回はトレーニングをしています。最近、家の近くに体育館を見つけたんです。ジムだと月額料金のところがほとんどで、舞台の稽古などがあると行けない時もあってもったいないなと思っていたのですが、体育館であれば1回分の料金を支払えば利用出来ますし夜も遅い時間までやっているので、仕事が終わって行ける時はそこで身体を動かしています。
――どういったことをやっているんですか？
- ベンチプレスとか、もう好きなことばっかりやっています。学生の時は、競技に対してやらなければいけないトレーニングがあってメニューが決まっていたのですが、今は一線を退いたので自分のやりたいことだけやっています。
――その時間が近藤さんにとって気分転換になっているのですかね
- そうですね。モチベーションを保つ方法になっています。
――休日の日の過ごし方は？
- 最近は麻雀ですね……(笑)。役者の友だちと集まってやったりしています。集中するとずっとやったりしていますね。
――でも麻雀って頭使いますよね？疲れませんか？
- とても疲れます(笑)。でもやっている時はのめり込んでいて楽しくなってしまうんです！なので、自分でも怖いなと思います。この集中力をもっと他にぶつけられたらと思いますが……それぐらい大好きなんですよね。
――今後の目標はありますか？
- まずはお芝居で結果を出したいです。舞台や映像作品に出演した自分のことを見てもらって、楽しかったとか面白かったと一人でも多くの方に言ってもらえるようになるのが目標です。
――プライベートでも挑戦したいことがあれば教えてください
- 麻雀の試合が始まるのですが、そこで優勝したいです。皆仕事があったりするのでおそらく半年くらいはかかりそうですけど(笑)。あとは挑戦ではありませんが、ベッドが欲しいです。
――なぜベッドなんですか？
- 家にあるベッドが少し小さいんです。折り畳み式のベッドを使っているのですが、たまに足が出てしまうんですよね、長さが足りなくて。なので、身体が収まるベッドが欲しいです！
――最後に、ファンの方々へメッセージをお願いします
- いつも応援ありがとうございます。SNSで仕事の情報を発信する度に「見たよ」と言ってくれる方が少しずつ増えてきていて、それがすごく嬉しいですし励みになっています。応援して良かったと思ってもらえるよう頑張っていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
カメラマン：秋葉巧、ヘアメイク：石川茜、取材：村松千晶
