――デビューのきっかけを教えて下さい
日本大学芸術学部で映画学科の演技コースに通っていましたが、もともとは脚本家になりたかったんです。脚本の勉強をさせていただくために打ち合わせに行ったら、そこに映画「イタズラなKiss」の監督がいらっしゃって、じんこの役柄に私が合っているからやってみたらどう?って言われて、出演することになりました。なので、監督の「やってみたらどう?」の一言ですね。デビューのきっかけは。
――脚本家を目指していながら、演技コースに進まれたんですか?
大学では学ぶというより人との繋がりを作ろうと思っていたんです。演技コースはカリキュラムに興味があり受けました。演技に関しては、子どもの頃はやってみたいと思った時もありましたが、物語を書くことが好きだったので脚本家になりたい思いが強かったです。
――でも今は演じるお仕事もされていますよね
そうなんですよね。こんなこともあるんだなと思いました。でも女優になった以上は、続けていくことが大切だと思っています。自分の個性を活かせる役を演じていきたいです。

――最近ハマっていることはありますか?
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」ですかね。この間レベル100になりました。無課金で、です。ドヤって感じです(笑)
――小さい頃はどんな子どもでしたか?
小さい頃からすごいテレビっ子でした。ドラマも好きで、物語を書くのも好きで。今それが全部仕事に繋がりました。
――ドラマや映画をたくさん観られていますが、2018年のヒット作品は?
映画だと「検察側の罪人」が面白かったです!私、黒澤脚本の「雨あがる」が好きなんですけど、それをふと思い出すような日本映画独特の静けさと力強さが共存する作品で、素敵だなぁと思いました。あと「ワンダー 君は太陽」と「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」。この3作品が今年のベスト3ですね。
――プライベートで挑戦してみたいことは?
映画を撮ることです。まさに最近、映像業界で働いている大学の同期の仲間たちと一緒に短編制作をしていました。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします
今年から舞台の活動もさせて頂いていて、毎回毎回足を運んでくださったり、お手紙をくださる方も多くて、文字から伝わってくる気持ちが自分の支えになっています。ありがとうございます。これから映画「ニート・ニート・ニート」が公開しますので、楽しみにしていただけたらと思います。また、脚本や他の部分でも活躍して皆さんに楽しいと思ってもらえるものを提供していきたいです。これからも応援よろしくお願いします。


写真:秋葉 巧、ヘアメイク:石川 茜、文:藤森 大輔・村松 千晶