――3月21日から舞台『アマツカゼ』が始まりますが、今の心境は?
舞台『Cat in the Red Boots』が終わって、すぐに『Endless SHOCK』に出させて頂いたんですけど、舞台が本当に楽しくて。体力的にはキツイこともあるんですけど、それ以上に舞台をやりたいと一年間ずっと思っていたので、このお話を頂いた時は凄く嬉しかったです。
――舞台『アマツカゼ』の松本さんの役どころは?
大野智さん演じる凪に仕えている陽炎(かげろう)という女忍者の役で、凪のことが凄く好きなんですけど、その気持ちをあまり出さず凪を陰で支えていく一途な女のコの役です。

――陽炎をどのように演じようと思っていますか?
演出家のきだつよしさんから役の方向性をお聞きして、「“凪のことを大好きで、一途”ということを忘れないで。」ということだったので、それを気にしながら演じたいです。でも、陽炎は凪の前では素直な自分を見せまいとして強がっているところがあるので、内に秘めながらも気持ちがにじみ出るような演技が出来ればなぁと思っています。
――舞台の制作発表時にも殺陣を披露されていましたが、もちろん舞台でも披露されるんですよね。
初めてのことなので、公演までに観せられるように頑張らないとと思っています(笑)。制作発表の時もその場で、「やってください。」と言われて、現場で一生懸命練習しました。剣が逆手持ちなので、普通に切るのとまた違うんですよ。

――筋肉痛にはなりませんでしたか(笑)?
やっぱり稽古の最初の頃はなりました。あと、アクションもあるので側転やワザも練習しないと・・・(笑)。体は柔らかいほうなので、マット運動的な分野は得意なんですけどね。
――舞台に向けて体力作りをされたりしているんですか?
稽古の前に、皆でウォームアップをしているんです。凄くキツイ筋トレとか、ブートキャンプみたいな運動もあったり(笑)。でも、そこで皆とコミュニケーションが取れて仲良くなれるので楽しいです。