――1月10日公開映画『泣きたいときのクスリ』にご出演されますが、簡単にストーリーを教えてください。
『泣きたいときのクスリ』というタイトルだけ聞くと泣ける映画だと思われるかもしれませんが、泣かせるための映画ではなくて、“泣きたい時は泣いていいんだよ”というメッセージが込められた、温かい雰囲気の映画です。登場人物が何人かいて、それぞれのエピソードが綴られる群像劇に仕上がっているので、観ている方も誰かの気持ちに感情移入できると思います。
――佐津川さん演じる綾ですが、演技をする際に気にかけたことはありますか?
私が最初に台本を読んで感じたのは、無気力な女のコというイメージだったんですけど、監督と話したり現場の雰囲気からイメージが変わり、リアクションの大きい女のコになりました(笑)。なので、気に掛けて演じたというよりは、現場で生まれたものをそのまま演じたという感じですね。

――最近、佐津川さんは泣きたくなったことはありますか?
泣きたくなったことは・・・ありますね(笑)!
――そういう時は、思い切り泣く方ですか?
思い切り泣くときもありますし、場所にもよります。家だと、わざと大きい声で泣いたり(笑)、そうするとスッキリするかなぁって。ナーバスになっているときは、ちょっとしたことでもすぐ泣いてしまうんですよ。あと、基本的に感動するとウルっときちゃう方で、映像じゃなくても雰囲気で泣けます(笑)。だから、オリンピックを観ていても、今まで頑張ってきたことを想像して、ウルっとなりました。
――この作品の見所を教えていただけますか?
先ほども少し出ましたが、さまざまな登場人物がいるので観ている方も共感できる部分があると思います。それと、“泣きたいときは、クスリと笑おう”というのがテーマになっているので、気を張らずに楽な気持ちで観てもらいたいですね。
――特にどんな人に観てもらいたいですか?
疲れている人に!
――そして、今年は続々公開映画が控えていますが、撮影期間が重なることはなかったですか?
ほとんどは重なっていなかったんですけど、『泣きたいときのクスリ』は少し重なる部分もありました。
――重なっている期間は気持ちの切り替えが難しいと思うのですが。
そうですね。しかも役柄が全く違ったものだったので、どう切り替えようか迷いました。でも、現場に行くとその雰囲気や、衣裳とメイクのように目に見える違いがあるので、一つの切り替えポイントになっていると思います。だから、頭で考えるよりは、その場に行って自然に役柄に入っていくことの方が多いです。

――これから公開される映画でもさまざまな役を演じられていますが、今後演じてみたい役柄などはありますか?
基本的に色々な役を演じてみたいと思っているんです。役柄によって全く違った顔がみせられる女優になりたいので。あっ!あと、アクションはやりたいです。
――新体操をやってらっしゃったので、きっとカッコいいでしょうね。
体を動かすのも好きだし、アクションもできる女優さんになりたいです(笑)。
――さて、2009年が始まりますが、今年はどんな年にしたいですか?
何も変わらずに、マイペースに(笑)。 プライベートでは、海外に行きたいです!1年に1回は海外に行こうと、去年から始めたので。だから・・・(マネージャーさんに視線)休みたいです(笑)。
――マネージャーさんと要相談ですね(笑)!
もうちょっと穏やかな生活を(笑)。 と言っても仕事は大好きなので、お仕事もしっかりやって、プライベートでは色々な体験や経験をして幅を広げたいし、勉強したいと思っています。
――最後に、メッセージをお願いします。
よろしければ今後も応援して頂ければと思います(笑)!