――作品のタイトルにちなみまして、最近してしまった“過ち”があれば教えてください
第6話でたい焼きを夢子と一緒に食べるシーンがあって、食べるものって予め多めに用意してくださるんですけど、それでもやっぱり限りがあるじゃないですか。この時に限ってテイクを重ねてしまって、たい焼きの数を気にしたら焦っちゃって。それはちょっと過ちでしたね。
――たい焼きのシーンにそんな裏話があったんですね
そうですね。「あのシーンそうだったんだな」って思ってもらえたらと思います(笑)
――最終回間近となりましたが、草川さんの思う注目してほしいポイントは?
結城と夢子がどうなっていくのか、といったところだと思います。ポジティブになっていた夢子がネガティブな以前の姿に戻ってしまったり、果たしてどうなるのかっていうのが一番の見どころじゃないでしょうか。
――原作が完結していないということで、完全オリジナルなラストとなるわけですよね
最後の最後はふさわしいエンディングで終わるので、楽しみにしていてください!

――ここからは草川さんご自身についてお伺いします。2022年は2作連続でドラマ主演を務められましたが、演技のお仕事についてはどのように思っていますか?
元々お芝居が好きですし、グループに所属するよりも前からやってきているものなので自分の中でもすごく大切にしていることの一つです。撮り終わってから、世に出て視聴者の方のリアクションまでが一つの作品だと思っているので、これからも色んな作品を楽しみにしていてほしいなと思います。あと、前回のみなしょーですごくたくさんの反響をいただいて、それがグループに還元出来た実感があるので、今回も『デブとラブと過ちと!』を通じてよりたくさんの人に僕のことを知ってもらえたらなと思います。
――超特急は今年の8月に新メンバーが入り、11年目に突入しました。グループとして今後どういうふうになりたいですか?
まずは年末にアリーナ2日間があります。8月にメンバーが入ってからいくつかライブはやったんですけど、全曲を9人でフルパフォーマンスというものはまだ見せてきていなくて。やっぱり中途半端で未完成な状態では見せたくないですし、しっかりと練習期間を経て一つになった姿を見せられるように年末に照準を合わせているので、まずはそこを無事に成功させたいです。そして来年はまたもっと先の色んなものが見えてくるのではないかなと思いますし、最終目標は東京ドームって言っていますけど、それだけではなくまた全国にも行きたいですし、超特急っていう名前を色んな人に知ってもらえたらなと思います。
――2022年は草川さんにとってどんな1年になりましたか?
今年はすごく嬉しいことが重なった年だなと思いますし、去年だったら考えられないようなことが起きているなって思いました。個人では主演作品が2つもあって、グループでも主演でドラマが出来て。そして新メンバーが入ってと本当に怒涛の1年でしたけど、すごく充実していましたし身も心も成長出来ているような1年でした。来年はここからさらにステップアップしていきたいです。

――今後、挑戦してみたいお仕事や演じてみたい役柄はありますか?
役は色んな役を演じたいので特にこれというものはないんですけど、素敵な作品にこれからも出会えたら良いなと思いますし、今までお世話になってきた監督ともまたご一緒したいなと思います。
――超特急としてやってみたいことは?
メンバーが増えて9人になったので、今ももちろん仲は良いんですけど、より仲を深めるために皆でちょっとどこかに旅行とか。仕事じゃなくプライベートになるのかなと思うんですけど(笑)。でもそこにちょっとカメラが入ったり、そういうのをやりたいですね。
――ありがとうございます。それでは最後にファンの方々へメッセージをお願いします
いつも応援してくださってありがとうございます。『デブとラブと過ちと!』はすごく明るくポジティブな夢子に元気をもらえて背中を押してもらえるような作品になっていると思います。既に楽しんでいただいていると思うんですけれども、引き続き楽しんでいただいて、ここから話も佳境に向かっていくので、果たして2人がどうなるのかっていうのが見どころです。最後までぜひお見逃しのないようにお願いします!


カメラマン:秋葉巧、スタイリスト:東正晃、ヘアメイク:Mashino