――ここからは望月さんご自身についても伺います。2014年に本格的な俳優デビューをしてから約9年、振り返ってみて印象に残っている作品はありますか?
全部楽しかったです!現場で何が起こったのかは全然覚えてないんですけど、あの時の芝居はこうだったな、とか、あの芝居の時にこんなこと考えていたなっていうのは一つ一つ名前を挙げられるぐらい覚えています。
――それではご自身で転機だったと思う作品は?
一番は『ソロモンの偽証』なのかな?『ソロモンの偽証』はそれこそ今回で言うスタートアップみたいな感じで、初めの一歩、大きな一歩の作品だったので、お芝居のやり方とか台本のこととか、新たに考えさせられた作品だったとすごく思います。現場での居方も含めて、正解は無いと思うんですけど、これが多分正解に近いんだなっていう取り組み方を学ばせていただいたのかなって思います。

――望月さんがお芝居をする時に大切にしていることは?
作品によって違うとは思うんですけど、『量産型リコ』で言うと、真司は1と2で喋り方や喋る内容が全部違ったりするので、小手先だけで変えるんじゃなくて、何で変わったんだろうとか、どういうことを思って来たんだろうっていうことを大切に考えてやっています。
――お芝居をする中で感じる魅力はなんですか?
毎回テスト前ぐらいの緊張感で生きていることですかね。もちろんテスト程分からないことが多いわけではないですけど、緊張感の糸が張ったまま生きているのがこの仕事の一つの魅力なのかなと。同じことを繰り返すのではなくて、新しいことをやらなきゃいけないっていう、やりがいが無くならないのが魅力なんじゃないかなと思います。
――今後演じてみたい役や出演してみたい作品はありますか?
僕の中で、おそらく『量産型リコ』が初めて1もやって2もやってっていう作品になったんです。続く作品をやらせていただけるのはすごく幸せだなと思います。あとは、好きな漫画やアニメとかの実写をやるのはやっぱり良いな、かっこいいなと思って、出演出来たら良いなと。

――休日の過ごし方はゲームですか?
ゲーム・アニメ・漫画・映画ですかね。あとは美味しいものを食べることです!
――美味しいものと言えば、Instagramを拝見して、お仕事の写真の合間に出てくるラーメンが全部美味しそうでした
一生ラーメン食べてますね!今も週4とか5です(笑)
――ラーメンを食べる時は事前に調べてから行くんですか?
そういうこともありますし、たまたまお仕事が早く終わった時に近くのお店を調べて、っていうのも結構あります。
――個人的にヒットしたラーメン屋さんはどこでしょうか
一つ前の作品に入っていた時に、早く終わった時に食べた「らーめん飛粋」っていう家系のラーメン屋さんがすごく美味しかったです!中空きがあって、ちょっとラーメンでも食べようかな、温かいものでも食べたいしと思ってふらっと行ったらめっちゃ美味しかった!っていう経験はありました。
――素敵な出会いでしたね。プライベートで挑戦したいことはありますか?
スカイダイビングやりたいです……!ジェットコースターとかすごく好きですし、低いバンジージャンプはやったことがあるので、高いバンジージャンプとスカイダイビングはやってみたいなっていうのはあります。あとは一人で飲みに行ってみたいです。ラーメンは一人でも行くんですけど、その時は飲まずにラーメンだけ食べて帰るので、ふらっと居酒屋とか入ってみたいですね。
――それがまた一つ息抜きの方法になるかもしれないですからね
そうですね。増えたら良いなと思います。
――ありがとうございます。最後にファンの方々へのメッセージをお願いします
『量産型リコ』は、畑中(翔太)さんが1の時から何かとドラマを掛け算するということを企画して、それがプラモデルだったんですけど、プラモデルの箱を開けてプラモデルは箱を開けて一つ一つのパーツを組み立てる工程や音とか、見ていてすごく気持ちいいんですよ。2でもその心地良さが伝わると思うので、深夜24時30分からとちょっと遅い時間にはなるんですけど、ちょっと見てみようと思う作品になって、毎週の楽しみになれば嬉しいです。


カメラマン:川島彩水、ヘアメイク:谷口里奈、スタイリスト:中村絢
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衣装クレジット:LACOSTE、LOGOS
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