――ここからは久住さんご自身についてお伺いしますが、モーニング娘。卒業後、様々な活動をする中で女優業にも精力的に取り組まれています。久住さんの思うお芝居の魅力は？
- 舞台とドラマと映画と、お芝居の魅せ方が全然違うんだなというのは感じています。初めての本格的なお芝居が舞台で、舞台では大きくやらないとお客さんに伝わらなくて、そういうお芝居から入ったので、媒体によって演じ方が全然違うなと思いながらそこがすごく勉強になって、少し使い分けられるようになったかなというのは思います。
――お芝居をする時に意識していることは？
- どう見えているかというのは気にしています。役になりきるというのが一番大切だと思いますが、まだ私はどういうふうに見えているのかなと考えつつやっています。
――先ほど殻を破れた出来事を伺いましたが、他にもターニングポイントになったお仕事や作品はありますか？
- いっぱいありますね！でも私が一番世間の皆さんに知っていただいたきっかけは『きらりん☆レボリューション』というアニメが20年前ぐらいなんですけど、それが自分の代表作ですし、その時もデビュー1年目で声優のお仕事も初めてで、本当に見様見真似でやっていました。
――どの作品でもターニングポイントになっているんですね
- 他の皆さんもそうかもしれませんが、特に私は新しいことに挑戦する機会がすごく多くて、殻を破らざるを得ないというか、必然的にそういうことになってしまうのですが、でもそのお陰で、毎回そこから幅が広がったりやれることがどんどん増えていくので良かったなと思います。
――最近ハマっていることはありますか？
- 旅行に行くのがすごく好きで！あとは韓国が好きで、食べ物とかファッションとか、BLACKPINKも好きなんです。韓国にハマっています。
――韓国にも旅行に行かれましたか？
- 行きました！国内みたいな感覚で行けるのが良いですよね。食べ物とかも美味しいし、洋服とか化粧品、コスメも女の子はすごい好きだと思います。
――2023年も残すところあと少しですが、どんな1年でしたか？
- 毎日楽しく生きようと思って、カフェとかも好きなので行ってみたいリストを作ったりして、色んなことをできる範囲でやりました。そこに“ドラマをやる”と書いていて実現できて、お仕事もプライベートも含めやりたいことを書いて叶えていった1年だったなと思います。
――リストの達成度はどれぐらいでしたか？
- どのくらいの割合だろう……？無謀なことから簡単なことまで書くんですけど、70%くらいは割とできるんだということに気づきました。書くことって大事なんだなと思いました。
――文字にすることで実現に向けて気持ちが向くのかもしれませんね
- でも本当にくだらないことも書いていたんですけど……。
――ちなみにどんなくだらないことを？
- ディズニーシーに行きたい、とか簡単にできることです(笑)。ここのカフェに行ってみたいとかこのご飯屋さんに行ってみたいとか。
――2024年の抱負は？またリストは作りますか？
- リストは絶対作ります！抱負というよりやりたいことで、2024年じゃなくても良いんですけど、スキーとスノボに行ってみたいなと思っていて。
――スキーやスノボの経験はあるんですか？
- ないです！どんな感じなんだろうと思っているので、やってみたいです！
――お仕事面の抱負は？
- 『VIVANT』をすごく見ていたので『VIVANT』に出たいなって！続編がありそうな感じだったので『VIVANT』に出られるように頑張ります！(笑)
――今後挑戦してみたいお仕事や演じてみたい役柄はありますか？
- 『瓜を破る』は大人の恋愛なんですけど、純粋な恋愛ドラマもやってみたいなと思いました。あとは恋愛ドラマでもちょっとドロドロしたやつとかもやってみたいなと。私はそういう作品が好きでよく見ているんです。だから自分も出演してみたいです。
――ファンの方々へメッセージをお願いします
- 『瓜を破る～一線を越えた、その先には』への出演は、ファンの方はすごくびっくりしたのではないでしょうか。デビューの頃から応援していただいている方には、私は本当に色んなことをやってきたので今までよくついてきていただけたなと思いながら(笑)、今回もワクワクしてくれるんじゃないかなと思います。あとは今回ドラマを発表されて「あの『きらりん☆レボリューション』の！」ってすごく反応してくださって。『きらりん☆レボリューション』を見てくださった方たちがもう大人になっていると思うので、その方たちにもぜひ見てほしいなって思います。
カメラマン：秋葉巧、ヘアメイク：勝部絵理奈
