――『王様のブランチ』 でお馴染のコーナー“買い物の達人”案内人に決まって
びっくりしました。“本当に私なの!?”というか、信じられない気持の方が大きかったです。
――もともとの『王様のブランチ』の印象は?
小学生の時によく観ていて、ちょうどはしのえみさんのいわゆる“姫世代”でした。休日のリラックスしている時に観る温かい番組という印象がありました。
――10年案内人を務めた鈴木あきえさんからのバトンを受けて
あきえさんが10年かけて作ってきたものは、視聴者の方全員が持っているイメージとして壊してはいけないし、あきえさんを目指してもあきえさんの二番煎じにしかなれないと思っています。あきえさんのスタイルをしっかりと受け継ぎながら、“自分にしかないスタイルを探して行かないと”というプレッシャーはありました。

――“世界ふしぎ発見!”のミステリーハンターを始め、レポートのお仕事をする上で自分なりに心掛けていることは?
一番は自分が楽しむことです。私は嘘がつけないというか、結構顔に出てしまうところがあって(笑)。なんにでも興味が持てるように事前にたくさん調べることを心掛けています。知らなかったアーティストさんのライヴに行ったら好きになるみたいに、下調べをして自分が楽しめるよう準備をしておくと、現場に行った時も楽しむことができるんです。
――それは案内人としても?
そうですね。特にゲストが俳優さんや女優さんだと出演している作品も多いので、徹夜をしても何本か作品を観ています。そうすると、「あ、こんな面があるんだ」「こういうお芝居をするんだ」ということが分かって、お会いするのが一層楽しみになってきます。
――準備にはかなり時間をかけているんですね
はい。でもやらないとそわそわしちゃうというか、歯磨きしないで寝ちゃう感じ(笑)。
――実際にアテンドしてみて難しいと思ったことは?
いつも難しいと思ってます(笑)。ゲストの方がドラマの撮休でいらしていたりとか、撮影現場からそのまま来ていたりとか、疲れていて時間がないときは出来るだけリラックスをしてほしいと思うんです。ガツガツ聞きにいっても疲れさせちゃうし、その方のその時のコンディションに合わせて、どのくらいのテンションでいくか考えています。マストの質問もあるので、そのあたりのバランスをとるのが難しいです。

――映画『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』では吹替え初挑戦です
めちゃくちゃ楽しかったです!海外のアニメ作品だったので、思い切りよくやった方が絵にしっくりくるので、自分も知らない自分の一面が出せた感じがします(笑)。もともと作品自体も好きだったので、参加できることがすごく楽しみで、ぜひ私も劇場でもう一度観たいと思います。
――以前から声のお仕事に挑戦したいという思いはありましたか?
ありました。他人からも言われるんですが、自分でも印象に残る声だと思っているので、いつかモノマネをしてもらえるくらいの印象を残せたらという気持ちです。