――撮影中のエピソードはありますか?
セットがめちゃくちゃ豪華です。大陽さんのサンシャインファンドのオフィスには、駄菓子屋さんとかにあったゲーム機が何個も置いてあったり、大きいビリヤード台とかバーカウンターがあって、あのセットを見ただけで「大陽さんってこういう人だな」って人柄がすぐ分かるようなデザインになっています。あの場に居るだけでテンションが上がるので、すごく印象的です。
――視聴者の皆さんにもセットの細かいところまで見てほしいですね。水沢さんがもし起業するとしたら、どのような会社になりますか?
あまり考えたことなかったですね……。掃除とかは好きなので、もう既にあるとは思うんですけど掃除に関する会社とか出来たらいいかもしれないです。今具体的にどんな会社とは説明できないですけど……。

――掃除がお好きなんですね
潔癖ではないんですけど意外と綺麗好きというか、自分のいる空間は最低限綺麗にしておきたいなっていうのがあって。毎日やっているわけじゃなく、1週間に2回くらいのペースで自分の部屋を掃除しているので、掃除の便利屋みたいなのが出来たらいいかなと思います。
――ドラマの注目してほしいところを教えてください
この先色々なゲストの方が出てきますし、物語が進むにつれて大陽さんの過去も明らかになるのでぜひ楽しみにしていただきたいです。
個人的には隼人と虎(小野田虎魂/吉野北人さん)の関係値もだんだん変わってきて、お互い一緒にいる時は自然体に仲良くやっている感じなので、そういった部分も注目して見ていただけたらなと思います。

――ここからは水沢さんご自身についてお伺いします。今はドラマや映画、モデルと幅広く活躍されている水沢さんですが、元々芸能界に興味はありましたか?
芸能界に入るきっかけになったのが、モデルになりたいっていう想いがあって色んな事務所のオーディションを受けました。その中で研音にお世話になることになり、そこから事務所の演技レッスンを受けて演技にも挑戦することになりました。正直、最初はモデルがやりたかったのでレッスンは全然楽しくなかったんですよね……。
――お芝居について転機になったきっかけはあるんですか?
僕が人生で初めて出演した『奥様は、取り扱い注意』というドラマの撮影現場に初めて行った時に、現場の裏側にはこんなに大人数の人がいるんだっていう驚きや、自分が2時間かかったシーンがオンエアでは30秒もないっていう悔しさやもどかしさを感じました。それから、自分がもっと頑張れば映像に映る時間も増えたり現場に居られる時間も増えるなって思って、どんどん自分のやりたいことも見つかって、それからこのお仕事をもっと真剣にやりたいなと思いました。
――2021年には『相棒Season19』では憧れの水谷豊さんと共演を果たしましたね
『相棒』は母の影響で唯一見ていたドラマだったので、念願の出演でした。水谷さん演じる右京さんを生で見られて、しかも一番見たかった右京さんに叱られるっていうシーンを見ることができたので、とても貴重な時間を過ごせました。

――尊敬する俳優さん・女優さんはいらっしゃいますか?
自分の中であまり目標とする人を作らないようにしていて、僕の勝手な考えですけど、目標を作ってしまうと、その方のようになるにはどうすればいいのかと考えてしまう気がするので、自分なりの俳優像を作り上げていきたいなって思います。
――お芝居の仕事をしている中で、どのような時に楽しいなと感じますか?
一つの作品を作り上げたクランクアップの瞬間とか、演技にすごい集中している瞬間、撮影後に映像を確認した時にふと「今楽しかったのかもしれないな」っていうのを感じる瞬間があって、そういう時に楽しいなって思います。
あとは、他の人のお芝居を見ている時です。全部盗んでやろうっていう想いでずっと見ているので、「あの人はこういう感じでお芝居をやるんだ」って気づいた時は、次に自分の芝居に活かせるんじゃないかとか想像したりして、すごくわくわくして、楽しいです。
――『スタンドUPスタート』でもたくさんの先輩方が出演していらっしゃいますし、得られるものがたくさんありそうですね
色んな方のお芝居を見られて、ずっと楽しい現場です。
――ありがとうございます。最後にファンの方々へのメッセージをお願いします
『スタンドUPスタート』はとても面白い作品になっています。今までの水沢林太郎とは違う面を見せられるんじゃないかなとも思うので、引き続き応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。


カメラマン:秋葉巧、スタイリスト:能城匠、ヘアメイク:窪田健吾(aiutare)
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ブルゾン ¥41,800(NOLNO/THÉ PR)
03-6803-8313

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